SOEのひとりごと

Salesforce管理者兼エンジニアのSOEがつぶやいてます

今更学習する“P2P接続”についての話

なぜ今更

※備忘録兼ねたものです。
P2P自体はどこにでもありますが、総務省から次のような注意喚起がされておりましたので、今更ながら勉強してみようと思ったためです。

というか注意喚起されていることぐらいは把握しておかないとまずいかなと思った次第です、、、
★下書きはChatGPT様にお願いしてます。

P2Pとは

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図1 P2Pのイメージ
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図2 クライアント・サーバー型のイメージ

P2P (Peer-to-Peer) 接続」は、コンピューター間の直接的な接続を行う通信方式のことです。

この方式は、図2のようなクライアント/サーバー型の接続とは異なり、端末間で相互にデータをやり取りすることが可能です。

メリット

P2P接続には、以下のようなメリットがあります。

  1. データ共有の効率化:
    大量のデータを効率よく共有することができる。データは複数のピアから同時にダウンロードすることができ、これにより高速かつ安定した共有できる。

  2. サーバー負荷の軽減:
    データは各ピア間で直接やり取りされるため、サーバーへの負荷が大幅に軽減される。

  3. 中央集権型システムへの代替手段:
    ファイル共有ソフトウェアなどを利用することで、各ユーザーが直接ファイルをやり取りすることができる。

  4. データの保証:
    データの一貫性を保証するための仕組みが提供される。例えば、ダウンロードしたデータを他のピアと比較し、不足している部分を補完することができる。

デメリット

P2P接続には、以下のようなデメリットがあります。

  1. セキュリティリスク:
    ピア間で直接データをやり取りするため、ハッキングやウイルス感染などのセキュリティリスクが高くなる。

  2. ネットワーク速度の低下:
    複数のピアからデータをダウンロードするため、速度低下する可能性がある。特に、ピアのインターネット回線速度が低い場合や、同時に大量のデータをダウンロードする場合に特に問題が発生する。

  3. 不安定な接続:
    各ピア間の直接接続に依存するため、ピアのネットワーク接続状況や経路の途中での問題などにより接続が不安定になる。

  4. 著作権侵害リスク:
    個人間でのデータ共有が容易に可能なため、著作権侵害のリスクがある。

活用事例

デメリット部分だけをみると少しコワイ技術のように感じるかもしれませんが、P2P接続自体は、多様な業界や分野で活用されています。

  1. ファイル共有ソフト:
    BitTorrentなどのP2Pファイル共有ソフトがこの分野で活用

  2. 音楽・映画配信:
    音楽ストリーミングサービスや映画配信サービスなどの分野で活用

  3. ゲーム:
    オンラインゲームなど大人数同時参加型のゲームなどで活用

  4. データバックアップ:
    クラウドバックアップサービスなどで活用

ちなみにスプラトゥーンは一部をのぞいてP2Pを使用しているとか!
★Apexは専用サーバ

感想

結局は使い手次第ということですね。
メリットデメリットを多少は理解しておき、快適に使っていきましょ。