SOEのひとりごと

Salesforce管理者兼エンジニアのSOEがつぶやいてます

【備忘録】トライアル期間終了後のGCPで無料利用可能な範囲について

Google Cloud Platform の無料枠

知らない方もいるかもしれませんが、実はGCP無料で利用する方法は2つあります。

  1. 有効期間12ヶ月で、総額300ドル分の無料クレジット

  2. Always Free(永久無料枠)の条件内の使用

2についてはGCPのメインのサービスにもあるため、無料枠があるなら使いたいですね。というわけで、今回は無料枠の条件だけまとめます。

Google Compute Engine

いわゆる仮想マシンです。
インスタンス 作成時に、
マシンタイプをe2-micro(2 vCPU、1 GB メモリ)
ブートディスクを標準永続ディスク(30GBまで)
にして作成する。
リージョンは us-east1、us-west1、us-central1 リージョンのみ
また、注意点として、Always Freeの設定をしていても、下記の図のような表示は出るため、一瞬躊躇うが、あとで割引されるため請求はないです。
※気にせずいってみましょう。

画像

Google Cloud Functions

いわゆるサーバレスコンピューティング実行環境です。
もちろん定期実行もできる。

条件)
コール数は200万回/月 であれば無料。
参考

Google Cloud Run

いわゆるコンテナマネージドサービスです。
Dockerコンテナをサーバレス環境で実行できます。
条件)
リクエストは200万回/月
メモリ使用は36万GiB/秒 => 
CPU使用は18万vCPU/秒 => 
上記の範囲であれば無料。
参考

Google Cloud Storage

GCPでのオブジェクトストレージです。
GCPの各種サービスのデータストアとしても利用できます。

条件)
5GBのストレージ容量、1カ月あたり5000回のクラスAオペレーション、50,000回のクラスBオペレーションが利用可能です。
上記の範囲であれば無料。
参考

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不明点はコレオを確認する

Google Firestore


FirebaseとGoogle Cloud Platformからのモバイル、ウェブ、サーバー開発に対応したNoSQLドキュメントデータベースです。
1GBストレージと、1日あたり5万回の読み取りオペレーション、2万回の書き込みオペレーション、2万回の削除オペレーションが利用可能です。

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Google BigQuery


データのインポート元として、Google Cloud Storage、File Upload 、Googleドライブをサポートする大規模なデータウェアハウスです。ビッグデータ解析サービスで、1PB(ペタバイト)あるいは10億行といった膨大なデータに対して、集計・分析処理を極めて高速に実行可能です。

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Google Cloud Build


Google Cloud Platformのインフラストラクチャでビルドを行うサービスです。高速で信頼性の高い実行環境で、ソースコードのビルド、テスト、デプロイなどを自動的に実行します。
1日あたり120ビルド分数が利用可能です。

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Google Cloud Source Repositories


継続的インテグレーション、配信、デプロイのための統合機能を持つフルマネージドプライベートGitリポジトリです。最大5ユーザーまで、50GBのストレージが利用可能です。